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京都府丹後半島伊根町という地があり、舟屋が伝統的建築物で有名だ。
1階が船の収納庫になっていて床に傾斜がついている2階は住居だ。そこの海岸に何棟も並んでいる風景は伝統的建築物で美しい。
東京の南に品川区という地があり、袋路状狭小住宅、古い木賃アパート、老人が多い人口の密集地帯で有名だ。
1階が車の収納庫になっていて、水はけのよい傾斜になっている。2,3階が住居だ。多くは数件が並んでいる。この景色は近代安物建築で美しくない。
ほとんどは洋風建築で和風建築など見たことがない。
式亭三馬が生涯日本橋にこだわって住んでいたのは、そこに住んでいる庶民の生の声を取材していたからではないか。
古人曰く住宅は平屋を旨とすべし。今では望めることではないが、これらの近代建築は建築基準法ぎりぎりの建て方をしたため、奇異なプロポーションになっている。
形がおかしいのは精神もおかしくする。もう一度見直してみよう。