文学講義を聴いてみよう。

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うやむやが晴れたというか、
『われわれに影響を与える本とは、われわれが待ち構えている本、そして自分の歩いている道の少し先をあるいている本ではないのだろうか。それどころか、この本なら自分でも書けたのではないかと思うときーーーそのときこそ、影響を受けるのではないだろうか』
さらに彼は言う
『「すばらしいな!」「考えもしなかった!」「まさに記念碑的だ!」というばあいには、影響をうけない。精神がひろがっただけである』
 
ここで『プルースト』の項を読むと、さらに面白い。
現代の記録文書として、この作品は測りしれない価値があるのだ。
明日は今日よりましとはかぎらず、悪くなる可能性もある。だが明日にはひとつだけ、かけがえのない魅力がある。すなわち、まだ来てはいないということだ。
 
なんと勇気を与えてくれる言葉ではないか。
 
昔、あの時、『眺めのいい部屋』をサラッと読んでしまったという記憶しかない。もう一度、読み直してみよう。
 
フォースター、ナボコフクンデラ、この3先生の文学講義があったら、真っ先にフォースターの教室に行ってみたい。