本の山、ヒンシュクの山。

一冊を読み終えてから次を読むという習慣をなくしてからかなりな年数がたった。

いまでは最低5冊、多いときには10冊近くを順次読んでいる。

そもそも自分にとって読書とは、どんな本が相性に合うのかが読んでみないとわからない。従って、自分のイスの周りは本の山だ。家内の難しい顔が毎日見ることになる。

シモーヌ・ヴェイユのことは家内に言ってもわからない。彼女、家内ではありません、の生き方、行動力、思索、現代の人に置き換えると誰になるのだろうか。

と考えていると、歯磨きはしたの?と声がかかる。大向こうだったら格好が良いが、家内では。ああ、歌舞伎も久しく観ていないな。亡き勘三郎の『松浦の太鼓 』、吉右衛門の『妹背山婦女庭訓 吉野川』みておいてよかった。