介護をする人される人

介護をしていると、妻は別人になってしまったような気がする。
 
そう、後妻を迎えたのようだ。
 
昔の片鱗はわずかながらある。が、会話が成り立たないことしばしばだ。
おむつの取替、入浴こんなことは大したことはない。
だが、あなたは私の夫ではない。と突然言われると愕然とする。
 
そして幻聴、幻視が進んでいる。
イベントがあるからと近くの公園へ連れて行ったが花見客だけで何もない。
 
しかし、生まれたての生命は活気を与えてくれる。部屋の中はめちゃくちゃだけど。
 
こんな時は、旧約聖書外典を読むべきか。
島木健作『赤蛙』か
『絶望しそうになったら道元を読め!』か。